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2011年3月 2日 (水)

第二回「悟らず&おとぎ夜話」伏線などなど

はいどうもぉ。約一週間ぶり、皆様お待ちかね、あ、いや、一部のコアな人のみ、お待ちかねの、おなじみ謎解きのコーナーでございます。

今回はですね、前回、予告しましたとおり、サラスヴァティと幻の河、さらには斎(いつき)家との関連について話すことにいたしましょう。

まず、サラスヴァティについてですが(これ、おとぎ夜話をごらんになってない方は、解る方、まずいないと思いますが)、実は、サラスヴァティと言うのは、日本では、七福神で有名な、弁天様の事なんですね。

弁天様はそもそも、元はインドの神様でして、大きな河の女神として崇められてたんですが、ある時、この河が、何らかの理由で消えてしまったんです。

まあ、信仰自体は消えることはなかったのですが、その後、仏教に取り入れられたことにより、名前が変わり、性格が変わり、さらにご利益なんかも変わったりしまして、それが中国を経て、日本に渡ってきた、とまあ、こう言うことなんですね。

で、「悟らずの空」との関連ですが…もう皆様、お分かりですね?はい、その通り、水玲仙女でございます。 水玲仙女と言う妖怪、実は、この弁天様をモデルにしてたんですねえ。で、河が途切れた理由を、地震による地割れが起こったものだと推定し、地下水脈の女神に仕立てたんですね。元は大きな河の女神と言うのは、こういう裏設定があったからなんです。

あ、ちなみにここで、劇団員すら、あまり知らない隠し要素を一つ。

「おとぎ夜話」で沙悟浄が棲んでいた流沙河(ルサガ)という場所。あれ、実は、サラスヴァティがかつて治めていた、幻の河が流れていた場所という設定なんですね。

何故か?まあ二人とも水に関係があり、しかも共に、正体が蛇であったりする訳ですが、流沙河を、幻の川のあった場所に設定した、一番のキーワードはただ一つ。

流沙(リュウサ)です。

「おとぎ夜話」の中で、最後、坊主が流砂に飲まれて死ぬシーンがありますが、これには二つの意味が隠されています。

一つは、幻の河が、かつて流れていたであろうタクラマカン砂漠の、「タクラマカン」と言う言葉の意味。訳すと「タクラマカン」=「生きては二度と戻れぬ」砂漠と言う意味です。

これは悪い連鎖に捕まった沙悟浄が、どうしても、そこ(底)から抜け出せない様子を象徴として表しています。

そしてもう一つは、自然現象としての流砂の存在です。

実は、流砂と言うのは、その下に、地下水脈が流れている場所に限って、よく起こる現象なんです。しかも、地下水脈の流れは、元々、川が流れていたラインに沿って出来る事が多い。

つまり。

流沙河と言う場所は、本来、「水が枯れた河」を意味するものですが、その地下には、地下水脈が流れている事が多く、さらに、その地下水脈の上には、流砂が発生しやすい。

だから。

流砂を辿れば、かつて、河が流れていた場所を知る事が出来るかもしれない。

と言うことです。

「おとぎ夜話」の中で、最後、結が、サラスヴァティに関係した幻の河を探しに出かけますが、実は、結は、この事を類推し、それを証明するために、ただ一人、タクラマカン砂漠へと出かけて行ったんですね。

おっと、やっぱりだ。ここまで書いたら、また、やたらに長くなってしまった。

仕方ない。斎家との関連は、また次回の講釈にて!

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