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2009年3月 3日 (火)

終演しました。 (浅野)

え~相変わらず終演後にしか顔を出さない浅野でございます。ご来場下さった皆様、ありがとうございました。
「リヒテンゲールからの招待状」全日程、全て無事、終える事が出来ました。

いやあ、今回の役どころは実に大変でした。「おとぎ夜話」や、「青葉の足音」の無責任キャラ「竜胆丸平四郎」なら、嬉々として、いつも何度でも演じられるのですが、やっぱり自分に無いキャラの場合は、そのキャラのテンションを維持するのが実に大変なんですよね。

ちなみに、いつも腕を胸の前に垂らしているポーズのせいで、地味に二の腕が筋肉痛になったりしました…

ところで、僕はいつも脚本を書く時には、誰かに、または何かのために書く事が多いのですが

(例えば今、笹塚ファクトリーで公演している「DOG’S」でしたら、昔初めて飼った犬のために、「河童の水際」だったら、死んだ婆ちゃんや爺ちゃんのために、そして「五月の夢」では、昔、いつも一緒にいたたくさんのおもちゃのために…などです)

今回の、この「リヒテンゲールからの招待状(初演)」は、初めて自分のために書いた本でした。

ちょうどこの作品を書いた頃、色々と辛い事が重なり、気持ちも体調もずいぶんと悪くなったりしまして、いっそ芝居も劇団も全て辞めてしまおうかと思い至った時でした。

不意に、最後に一本くらい、自分のために書いてやってもいいじゃないかと思い立ち、おそらく、今までで最短で書き上げた作品です。

放課後の小学校の図書室で、夕暮れの町の古い図書館で、夕暮れの日差しの中、いつもずっと本を読み耽っていた、あの頃の自分に思いを寄せて、生まれて初めて、自分のためだけに書いた本。

それが「リヒテンゲールからの招待状」でした。

まあ、変な話ですが、自分が書いたこの本のおかげで、自分自身が救われ、今に至ります。

そんな事もあるんだなあと言う、そんなおはなし。

さて、次回は9月、演目は当日パンフにも記した「サラマンドラ~火蜥蜴の虹~」!

明日からさっそく資料集めに走らなければ。

そうだ、まずはあそこへ行こう。少年時代から変わらず通い続けている、どんな町にもある、あの場所へ…

町の小さな図書館。僕の物語は、いつも…そこから始まるんだ。

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浅野泰徳」カテゴリの記事

コメント

こんばんわ 田中忠彦です。

「リヒテンゲール…」ものすごく楽しかったです。

およそ10年間、自分のことに関すること以外で 感情が動くことはありえませんでした。

良いお芝居を観れば、そう感じることもあったのかもしれません。

でも芝居から離れて、見ようと思うことはありませんでした。

いつか見るならば そのときはジャングルベル・シアターを見るのだ。
なんとなくそう思っていたからでしょう。


先週、思い切り浅野さんの思いを舞台で観ることが出来て 

私は何年ぶりの涙をながしたのだろうか

なみだがこんなに清々しかったことも忘れていました

浅野さん

私は あなたの夢に同行することはできませんでしたが

浅野さん


まだまだ 大変な旅が続くことでしょうが

がんばって作品を作り続けほしいです

今回浅野さんは ご自身の為にも奮起されたようですが 

知っておいて欲しいのは

あなたの作品で 救われる人は 

いまや あなたが思っている以上に たくさんいるのです

気力 体力 ともに 私よりもはるかに充実した皆さんを見て 大変うらやましく思ったのと同時に

私はこの劇団を 全力で応援しなければならない

そう思いました。

ありがとうございました。


2月26日は私にとって 忘れられない 素敵な日となりました。

こら、カン君。

あんまり素敵な文章を書くんじゃない。

おかげで僕の文章がくすんじゃったじゃないか。

ありがとう。

君の言葉、すごく心の奥まで届きました。

うん、頑張るさ。まだまだやりたい物語は無数にあるんだ。

海や山、森に川に、沼に湖、地底、砂漠、空、大陸、魚に動物、深海魚に様々な鳥達、羊歯植物に裸子植物、花に緑に、人に町……地球がある限り、そして、その歴史と言うものがある限り、そこに物語は必ずある。

僕は、それらを丹念に探り、ずっと紡ぎ続けたいと思っています。

そしていつか、「ジャングルベル」と言う壮大な物語を舞台の上に載せる。

それが僕の夢です。

売れる売れないよりも何よりも、とにかくこの物語に行き着くために、僕はずっと書き続けると思います。

もし、その物語に行き着けたなら…

きっと…

いや…

その時は、またすぐに書きたい物語が出てくるんだろうな。

おそらくずっとその繰り返しだ。

それこそが僕の輪廻。断ちがたい運命の輪だ。

9月、もし良かったら、また観においで。

サラマンドラ。毒を吐き火を放つ小さな竜の物語です。

こんにちわ 岩澤昇と言います。
つぶや樹のコメントを初めて読んでみたら、田中忠彦さんの名前が目に飛び込んできたので、つい書き込んでしまいました。
ジャンベルの世界を10年見続けて、その作品に心を癒やされてきましたが、そのきっかけが田中さんにこそあったからです。
田中さんが同じアルバイト先の姉にジャンベルを紹介していただいたおかげで、私も「ゆらゆらと」(浅野)さんの世界を知ることになりました。
田中さんも出演していたでしょうか、「鵺の刹那」が初めてのジャンベル体験でした。
その後、劇団を離れられた後も、私はジャンベルを見続けていきました。
姉夫婦とその息子も「五月の夢」以来の大ファンです。
この場をお借りして御礼申し上げます。
私もジャンベルをこれからも応援し続けていきます。


ひっっっさびさにつぶや樹を見に来たら。

岩澤さま>凄く奇遇でなんだかうれしいです!
実は僕も、ジャンベルに出会ったのが『鵺の刹那』であり、
物語と田中さんに憧れて、
紹介してくれた恩人の背中に隠れつつジャンベルの門を恐る恐る叩いたのが始まりなのでした。
まだまだ田中さんには届きませんが、次回にはまたほんの少しだけ成長した僕もお届け出来ると思います!
もしよければ、心のほんのすみっこでいいので、そこもお楽しみに!!

田中さん>いや、あえて「かんちょ」さん!
今回は休んでしまった劇団員の神田です、はじめまして。

あなた様のガモウに憧れ、
あなた様のカラス(シアンだったでしょうか?)に散々に涙垂れ流されました。

鵺の後の公演「人魚の洞」よりの参加だった僕は見事にすれ違ってしまい、少なからずガッカリし、「いつか見てもらうのだ」と願っていたのに…。
『知らんがな』と一蹴されるでしょうけども、この場を借りてお詫び申し上げます。

『申し訳ありませんでした!
次回こそ、次回こそ出演し、より楽しんでいただくよう頑張りますので!
ぜひまたご来場くださいませ〜!!』

失礼しました。

【びっくりでござる

岩澤さん

はじめまして 田中です

大変リアクションがおそくなりました
申し訳ありません


浅野さんの芝居に関わると

舞台以外でも 何故かはわかりませんが

人を色んなとこからたぐりよせたり

よせられたり

おかしな巡り合わせや出合いが絶えず、数奇な人間関係が繋がってゆく気がします

これは あのヒトの人間性 もあるのでしょうが

おそらくは この劇団が生まれつきもっている、意味不明なチカラなのでしょう

この掲示板においても 貴方とコミュニケーションをとる事が出来てうれしいのと同時に

こんな機会を与えてくれる またしても意味不明な劇団のチカラに感謝しています

岩澤さん けれからもジャングルベルシアターを末永く応援していってください(けれからもになった)


神田さん

またしてもはじめまして田中です

そう、俗に言う『かんちょ』です(懐かしすぎてうすきみわるい)

なんだか これまた 不思議なモンです

ここからお話することは、ガチのお話です

ワタシは いつか必ず 貴方と接する日が来る と思っていました

なぜなのかは しりません

貴方の活躍を拝見はしていないが DMのキャスト欄等を見ると毎回出演されていたので、存じてはおりました

次回の舞台では まだみぬ 貴方を応援しようと

もう決めていました

貴方が どんなタイプの方なのかはわかりませんが

次回見に行く『モリマンモア』では、出来れば『目立つ人間』であって欲しいなあ なんて思ってます


だから 神田さん、ハッスルせよ なのだ

楽しみにしているのだ

以上です

がんばれ なのだ

かんちょ様

おぉう…。まさか返事もらえるとは!

ありがとうございます!
「目立つ役」は僕自身も常に、切に、願っておる所でございます!
そのためにまずはオーディション頑張ります!!


追記
………あの、「○○○ン○○」しか合ってないっす…。

あと、カラスの「餅屋です」ネタ、鵺の「いやない!…反語。」大好きです。

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