ジャンベリング・シャベリング(村井)
え〜…録音は2週間前にしていたのに、編集が遅れて
月末になってしまいました
申し訳ありませんm(__)m
ネットラジオ、第4回目をUPしました![]()
そして実は今日次の回の収録があったりしますf^_^;
今回の第4回は、『リヒテンゲールからの招待状』の裏話です![]()
ちょっと長い30分。お暇な時に聞いてくださいね![]()
え〜…録音は2週間前にしていたのに、編集が遅れて
月末になってしまいました
申し訳ありませんm(__)m
ネットラジオ、第4回目をUPしました![]()
そして実は今日次の回の収録があったりしますf^_^;
今回の第4回は、『リヒテンゲールからの招待状』の裏話です![]()
ちょっと長い30分。お暇な時に聞いてくださいね![]()
笹塚ファクトリーにて、2月下旬より上演していた「DOG'S」が本日、千秋楽を迎えます。
これは以前、ジャンベルで上演しました「ドッグのブルース」を基本に、少しだけ書き直したものなのですが、ダブルキャストで公演しておりまして、先日、両キャストの公演とも拝見させて頂きました。
いやあ、演出やキャストが違うと、こうも違うのね…と、改めて芝居と言うものの奥深さに思いを馳せました。
例えば、役の作り方や、台詞の言い回し、間など…、なるほど、なるほど、そう捉える事も出来るのか!と改めて、自分の脚本に、そして人の心の様々なあり方に、思いが巡り、観劇中、ニヤニヤしたり、はっとしたり、また、少しだけ泣いたりしながら(自分で書いておきながらねえ…)楽しんで観させて頂きました。
キャスト、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした!
で、本日、千秋楽と言う事なので、記念に、少し長いのですが、以前「ドッグのブルース」を公演した時に、週刊ジャンベルに載せた文を、そのまま再びUPさせて頂きたいと思います。
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以下、週刊ジャンベルより
今回、公演の当日パンフにも書いたのですが、僕が初めて友達になったのは、クマと言う名の、真っ白な毛並みをした雑種の雌犬でした。
このクマとは、本当に、色んな思い出があります。
クマが、初めて出産した時、他の誰にも子犬たちを触らせようともしなかったのに、僕にだけは抱かせてくれたり、クマの子犬と散歩した帰り道、少し距離が開いたので「アカ!」と名前を呼んだら、突然とんびが空から舞い降りてきて、アカごと、夕暮れの空に消えて行ったり、ダンプカーに撥ねられて、ぐちゃぐちゃになったクマの子犬を手ですくって、クマと一緒に、土に埋めたり、寒い夜、橋のたもとで母親に、「ノリ、一緒に死のうか…」と言われ、「クマと会えんようになるから嫌じゃ」と言ったら、母親が突然僕のことを抱きしめ、「ごめんね…ごめんね…」と泣きながら謝ってきたりと…実にいろんな思い出があります。
あと、今回、この物語を書くにあたって、このクマとの思い出を、ふんだんに脚本の中に盛り込みました。と同時に、ちょうどその頃、僕を取り巻いていた人物関係も、一緒に織り交ぜてみたんです。だって、ちょうどキャラ設定に合いそうな人たちが多かったもんで…
例えば、僕に初めて、トランプいかさまを教えてくれた、父親の弟分のお兄ちゃんや、留置場に父に面会に行った時、僕に口に入りきらないほどの、大きなオレンジ味の飴玉をくれた、婦人警官のお姉さん、チンピラなのにインテリで、僕に世界図鑑をくれた、喧嘩っぱやいおっちゃんに、幼稚園に行く前、突然、朝っぱらから家宅捜査された時、僕が、「そこは僕の大事なものしまっとる引き出しじゃけえ、開けんで!」と言ったのに、冷たく笑いながら、僕の引き出しの中身を、全部布団の上にぶちまけた捜査班の人達などです。
今回の物語、1970年代後半の、とある寂れた港町が舞台です。
そして登場人物は、もちろん犬のみ。昭和の時代が好きで、犬が最初の友達だった僕が送る、犬のおはなし。もし観に来ていただけたら、幸いです。
******
以上です。
ではでは、「DOG’S」の皆様、どうぞ打ち上げにて、最高のお酒をお召し上がり下さいませ。
みんな、素敵な犬でした!
ジャングルベルシアター
浅野泰徳
ちょい付けたし(友人Sへ)
今回、メンフィスの母親役でミニーちゃんと言うのをプラスしたのですが、ミニーの名前の由来…それは、かつて一世を風靡したブルースウーマン、メンフィス・ミニーさんから頂きました。
友人Sよ、お前の推測どうりだ。よく知ってたな。
え~相変わらず終演後にしか顔を出さない浅野でございます。ご来場下さった皆様、ありがとうございました。
「リヒテンゲールからの招待状」全日程、全て無事、終える事が出来ました。
いやあ、今回の役どころは実に大変でした。「おとぎ夜話」や、「青葉の足音」の無責任キャラ「竜胆丸平四郎」なら、嬉々として、いつも何度でも演じられるのですが、やっぱり自分に無いキャラの場合は、そのキャラのテンションを維持するのが実に大変なんですよね。
ちなみに、いつも腕を胸の前に垂らしているポーズのせいで、地味に二の腕が筋肉痛になったりしました…
ところで、僕はいつも脚本を書く時には、誰かに、または何かのために書く事が多いのですが
(例えば今、笹塚ファクトリーで公演している「DOG’S」でしたら、昔初めて飼った犬のために、「河童の水際」だったら、死んだ婆ちゃんや爺ちゃんのために、そして「五月の夢」では、昔、いつも一緒にいたたくさんのおもちゃのために…などです)
今回の、この「リヒテンゲールからの招待状(初演)」は、初めて自分のために書いた本でした。
ちょうどこの作品を書いた頃、色々と辛い事が重なり、気持ちも体調もずいぶんと悪くなったりしまして、いっそ芝居も劇団も全て辞めてしまおうかと思い至った時でした。
不意に、最後に一本くらい、自分のために書いてやってもいいじゃないかと思い立ち、おそらく、今までで最短で書き上げた作品です。
放課後の小学校の図書室で、夕暮れの町の古い図書館で、夕暮れの日差しの中、いつもずっと本を読み耽っていた、あの頃の自分に思いを寄せて、生まれて初めて、自分のためだけに書いた本。
それが「リヒテンゲールからの招待状」でした。
まあ、変な話ですが、自分が書いたこの本のおかげで、自分自身が救われ、今に至ります。
そんな事もあるんだなあと言う、そんなおはなし。
さて、次回は9月、演目は当日パンフにも記した「サラマンドラ~火蜥蜴の虹~」!
明日からさっそく資料集めに走らなければ。
そうだ、まずはあそこへ行こう。少年時代から変わらず通い続けている、どんな町にもある、あの場所へ…
町の小さな図書館。僕の物語は、いつも…そこから始まるんだ。
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